2024.09.07

【レポート】高校生による移住者インタビューを実施しました!




 

目次

8月7日(水)に「蔵の街高校生ボランティアスクール2024」を活用させていただき、高校生2名がインタビュアーとなり、Uターン移住者の野口さんに移住について質問をしてみました。
※「移住者インタビューvol.2_野口さん」も合わせてご覧ください。

【栃商3年関口さん】栃木市の魅力・移住についてインタビュー

まずは、栃木商業高校3年生の関口さんより栃木市の魅力や移住について質問しました。

質問①栃木市の好きなところはありますか?

車があれば困ることがなく、やりたいこともできるところですね。自然がたくさんあるところもいい。畑にブドウがなっている風景や田んぼの稲が風になびく風景は特に好きですね。自然を肌で感じることができます。

質問②栃木市に移住し、改めて感じた栃木市の魅力はありますか?

地元のサッカーチームを地域で応援できるようになったことは良いですね。また、岩舟地域の方言は他の地域と比べて柔らかいので、移住してきた来た人でも馴染みやすいのではないかと思う。

質問③栃木市での暮らしについて教えてください。

新しく農業をやろうとした時にさまざまな支援があることですかね。ポジティブに農業を始めることができると思います。一方で、都市部に比べ電車の本数が少なく、電車の時間を調べなくてはいけないことですかね。ただし、私は車移動で電車にほぼ乗らないのであまり不便とは感じませんね。

質問④今まで住んできたところの中で一番住みやすいと感じたところはありますか?

今まで住んできたところの中で栃木市が一番住みやすいと感じますね。地元だからという理由もあるかもしれませんが、地域と関わりながら暮らせるのが良い。アウトドア好きの人にとっても自然があって住みやすいと思います。

【翔南3年柏崎さん】農家としての働き方、栃木市での子育てについてインタビュー

次に、栃木翔南高校3年生の柏崎さんより農家としての働き方、栃木市での子育てについて質問しました。

質問①農業で生計を立てていくための技術はどのように習得しましたか?

大学が理系であったこともあり、論文などから農業の技術を落とし込んで学び、親からは「見て学べ」と言われ、自分で考えながら学んでいます。また、シャインマスカットは価格が下がっているという点で、青果そのものに付加価値を生み出すことは難しいため、低温貯蔵をして年末まで売ることで収入を維持しています。

質問②自分の持つ技術を広めたいと思いますか?

個人の技術として磨いていきたい気持ちもあるが、地区の発展のためなら伝えるべきだという親の意見から、聞かれたら教えたいと思っています。家族以外の後継者が家に入って農家を継ぐことに抵抗がある人もいます。新しく農業を始めたい人は、早い段階で何を育てたいか決めて行政等にも相談することで、金銭面での補助など負担が減ると思います。

質問③新しい環境での子育てに不安はありましたか?

自分が生まれ育った場所なので安心感はありました。東京は待機児童も多いが、栃木に戻ってきてからは困らなかったです。また、子どもが生まれた時にオムツが支給されたことに驚きましたね。

質問④子どもを預かってもらえる場所や遊べる場所が栃木市にありますか?

子どもが通う幼稚園(認定こども園)では、土曜日の預かり保育、臨時での長期預かり保育などにも対応してくれて、とても助かっています。妻は栃木が地元ではありませんが幼稚園で地域のコミュニティを作ることができました。また、子どもとは仕事場である畑など自然の中で遊んで一緒に過ごしています。



野口さんのぶどう農園を高校生と見学
 

※2024年8月7日にインタビューした記事です。


 栃木市移住定住支援センター
 栃木市役所 地域政策課地域政策係
 TEL. 0282-21-2453 / FAX. 0282-21-2685